栄養学の講義で栄養補助食品を試食しました

11月15日(木) 6期生の栄養学の講義風景です。講師が準備してくださった数々の栄養補助食品を、学生が試飲・試食しているところです。
講師からそれぞれの栄養補助食品が、どのような疾患や状態の人に使用されているのか、どのような特徴があるのか(成分・味・価格など)説明を受けました。
栄養補助食品には、ゼリータイプ、ドリンクタイプなどいろいろなタイプがあり、味や食感も様々でした。誤嚥予防に使用するトロミ剤を入れたお茶は、少しのみ辛そうにしていました。
学生の感想をご紹介します。「治療上の制限があったり、嚥下困難のある患者が、実際どのような食品を食べ、飲んでいるのかを自ら体験することで、今後は患者の立場にたって食事介助をしたり、患者の思いを傾聴することができると感じた。食事を満足に摂取することができない患者に対して、様々な方法・味・形状で摂取しやすいように工夫していることがわかった。臨床現場に出る前に、このような体験ができて良かった。」
このように患者体験をすることで、患者の気持ちに寄り添う機会になったのではないでしょうか。