市立奈良病院の災害訓練に参加しました

11月17日(土)に市立奈良病院で災害訓練が実施されました。
当校の関連施設である市立奈良病院は北和医療圏の災害拠点病院であり、大規模災害に備えた訓練を毎年実施しています。
2年生全員が模擬患者となり、「患者役をすることで、災害時の患者・家族心理を実際に体験し、今後の学習に役立てる」ことを目的に災害訓練に参加しました。
学生は、やけどや損傷した皮膚など特殊メイクを施しトリアージを受けました。この災害訓練は、学生にとって、傷病者の気持ちを肌で感じることができる貴重な体験となり、先輩看護師の災害救護活動を身近に見るよい機会となりました。また、一人でも多く、かけがえのない命を守るために看護師の果たす役割は何かを考える貴重な体験となりました。
将来いずれ起こるであろう大地震、その他の大災害への備えとして、日ごろから訓練を繰り返すことが重要であると感じました。

※トリアージとは「傷病者の緊急度や重傷度を判断し、搬送や治療の優先順位を決定すること」