ごあいさつgreetings
- 少子高齢化の進展、医療技術の進歩、国民の意識の変化など、現在、医療・看護を取り巻く環境は大きく変化し、看護師に求められる役割は増大しています。
こうした時代の要請に応えて、平成25年4月1日、奈良市立看護専門学校が開校いたしました。近隣には市立奈良病院という実践の場があり、身近に医療・看護を学べる最適な環境にあります。
医療技術や機器は日々進歩しますが、医療・看護の原点はあくまでも「人」です。人と自然と歴史が共生する伝統ある奈良の地で、看護師としての知識や技術はもちろんのこと、豊かな感性や人間性を磨いていただくことを期待しています。 - 奈良市長 仲川げん
- ここ奈良の地は、奈良時代に光明皇后が貧しい人を救うための「悲田院」や、医療を行う「施薬院」を創られた地であり、千人の民の垢を洗い流された施浴伝説から、「看護発祥の地」と言われています。
その歴史を誇る奈良市が、平成25年4月に本校を開校しました。
本校では、市の中核的医療機関として高度医療を提供する市立奈良病院の医師・看護師の講義及び同病院での実習を受けることができます。また、基礎科目は、近隣の国立大学等の教授陣による魅力的な講義で知識を修得できます。そして、教育熱心でアットホームな雰囲気を持つ教員が、チューター制をとり看護技術の習得や国家試験全員合格に向けて、学生一人一人に寄り添ったきめ細やかな指導を行っています。
「看護師」として患者さんの期待に応え、信頼して頂くためには、患者さんにやさしく心地よく寄り添えるように、自身の心や態度を磨くことも重要となります。
「知識」「技術」「心・態度」を備えた看護師、そしてそれらを看護で実践できる人間に成長できるように、教職員一丸となって皆さんを支援してまいります。
地域医療に貢献する熱い志を持った方の入学を心よりお待ちしています。 - 校長 平 葉子
校長 平 葉子